評価鑑定業務
- 財物の保険的価値を算定
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世の中には、ありとあらゆる財物があります。
損害保険では、罹災する前に如何程の保険的価値があるのかを算定する評価鑑定と言う業務があります。工場、学校、病院、寺社仏閣等の比較的規模のある物件について、物件所有者様のご協力のもと、構内を隅々まで調査し、
同時にご提出戴いた各種資料を基に保険的価値の算定を行います。どのような仕事でも言えることですが、評価鑑定も一朝一夕にできるものではなく、
損害保険鑑定人として経験を積むことにより、成し得る業務でもあります。
- 物件は全国津々浦々に
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工場、学校、病院、寺社仏閣に限らず評価対象物件は、全国にあります。
評価鑑定の依頼を受けた場合には、全国各地に赴き、その物件の調査を行います。例えば、工場であれば数十棟、多いときは数百棟もの大小様々な建物が敷地内に建てられています。
その建物について、建物毎に延べ床面積の資料を提出戴きますが、時には延べ床面積の詳細がない場合には、
メジャーやレーザー距離計を使って寸法を測り把握します。その後、建築時期や価格を取り纏めた資料を基に、類似建物を数多く見ている経験等を加味して、建物毎の保険的価値を算定します。
そう言う意味では、評価鑑定毎に色々な建物や物件がありますので、経験する度に、知識・実績として数多く蓄積されます。