損害保険鑑定人とは
「損害保険登録鑑定人」とは、一般社団法人 日本損害保険協会（以下「損保協会）とします）に登録された者で、
鑑定業務を行う者と規定されています。
鑑定業務とは、損保協会社員会社からの委嘱を受けて行う財物に関わる損害額の算定および
保険価額の評価並びにそれらに関連する一連の業務をいいます。
（具体的な内容は、「事業内容」のコーナーをご覧ください。）
登録鑑定人には技能ランクとして「1級」「2級」「3級」の
区別があります。最初の登録試験に合格した者は「3級」に登録されます。
以後、各級別ごとに実施される試験に合格するとランクが上がってゆき、
最高ランクは「1級」です。
これら登録鑑定人の中で、鑑定業務に有用な公的資格
（損害保険登録鑑定人規則に掲げられたものに限ります）を有する者を
「専門鑑定人」として別に区分しています。
より専門的知識を有する者がその技能を生かして鑑定業務を行った場合は、通常の鑑定料の他に割増鑑定料を請求することができる資格区分です。
損害保険登録鑑定人の資格を得るには、損保協会が主催する認定試験を
受験し合格することが必要です。
「3級」資格試験は年2回行われます。
「2級」「1級」の試験は年1回実施されています。
詳しい実施要領は、損保協会のホームページをご覧ください。
